2024/06/28

[移動設備] ディープな移動運用の電源

 前回はちょっと行って、すぐ帰ってくるライトな移動運用の電源を紹介しました。
今回は、ディープな移動運用、例えば年始のQSOParty(430MHz FMで8時間連続運用。)、泊りがけの道の駅移動運用(到着の日に4時間、翌日、朝から4時間から6時間の連続使用。)では、このご時世、発電機の使用はためらわれます。
無線の電源に使用するのであれば発電機の燃料タンクにをいっぱいにして、予備に1リットルあれば12時間ぐらい連続使用できて、おまけに軽い!200w機も動く!(移動運用での使用は違法です。)
ですが、静かな環境を守るため当局はなるべくバッテリーを使用するようにしています。


(赤いビニールテープを貼ってある法がプラス端子です。)

コスパが一番いいACDelcoのM31MFです。110Ahで1つ26㎏だったかな?
ディープサイクルバッテリーなので電極が格子状じゃないから大変重たい。満充電には16v以上が必要。(ACDelco専用充電器では、最大電圧は16.8vまで上がります。)
これを2個直列につなぎ24vとして使用しています。

もちろん無線機は24vじゃ壊れてしまいます。24vを13.8vに落とします。はい。
ここで登場はDC-DCコンバーター出力32A。


(接続ケーブルが絡むのでスパイラルチューブを巻いています。)

100vからであれ、24vからであれ、13.8vの安定化電源はやっぱりAlinco製が一番信頼できると思うの。出力は安定している・ノイズがでない(出たとしてもオフセット可能。)そして長持ち・丈夫。
以前は入力30Aの外国製のアップバーターを使用していたのだけど、トラブル(急にシャットダウン・ヒューズが飛ぶ)が続いていました。バッテリーの電圧が下がってくると突発的に40A近く引っ張るようでトラブルが発生するようです。おまけにノイズも酷かったですし。オフセットボリュームはあるのですが、入力の加減でインバーターノイズの周波数が変わるようでした。

そんなこんなでこのような電源を使用して移動運用をしています。以前、ホームで実験したところ100wを繋いでCQを出していたのですが、22vを切ったのは10時間後(5時間×2日)ぐらいでした。これならイザと云う時も使えるでしょ?
この様にハードに使っても今までトラブルなしで運用できています。
2泊3日の移動運用に行った時は3日目の朝にバッテリーが上がってしまい運用できませんでしたが。
トラブルと云えばそれぐらい?

月に2~3回この様な移動運用をしてバッテリー寿命は5年くらいでしょうか?
今のバッテリーもそろそろ5年です。満充電の後、可変周波数のパルス充電器で補充電しています。次の運用で22Vを切るようであればアマゾンさんにお願いしましょう。
次は少しでも軽くなる様にM24MF(90Ah)にしようかと思っています。リチューム系の24v100Ah前後のバッテリーはまだまだ高価です。

では、また。

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